国際恋愛”呉さん編”の第4話です。
※前回の話はこちら
※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
マッチングアプリで出会った
台湾人の呉さんとの話
第4話です。
お金の支払いで
文化の違いはありましたが、
無事に上りましたよスカイツリー。

男女2人でスカイツリーに登って
色々と話をしましたが、
とうぜん恋愛トークも出ました。
私「そういえばさ、日本に来てから僕以外の人と会った?」
呉さん「ペアーズで出会った人とって事?」
私「そうそう。」
呉さん「ん~。まだね。」
私「え?せっかくだから、片っ端から会おう!とかならないの?」
呉さん「ならないよ(笑)、友達と来てるからムリね。」
たしかに。
それはそうか。
私「え!じゃあ、、最初に僕と会ったという事は。。。」
目をキラキラさせて聞いてみる。
呉さん「違うね。アナタは無理やり押しかけて来ただけよ。」
私「いや、まだ何も言ってないアル。」
ボクの事が好きなの???
なんてことは一言も言っていない。
呉さん「それに、アルなんて中国人は使わないヨ。」
アルは使わないけど、
ヨはよく使っているよ。
私「前から気になってたんだけど、呉さんってどんな人がタイプなの?」
呉さん「ん~、カッコイイ人?日本人はみんなオシャレでイイですね♪」
私「そうなの?」
呉さん「そうよ。台湾人はだいたいダサいよ。」
私「へ~。ボクの格好を見ても言える?」
呉さん「お、オシャレですョ。。。」
地元の友達と遊ぶ時のくらいの
気の抜けた服装でした。
ごめんよ呉さん、
ボクの前世はきっと台湾人なんだ。
呉さん「でも、ちゃんとすればもっとイイ感じになるよ!」
私「それ、フォローになってないよ。本音がモレてるよ。」
海外の人と話していて毎回思うが、
本音をストレートに伝える人が多い。
ショックを受ける事も多々あるが、
(当然ケンカも多々あるが)
良くも悪くも裏表がないので、
日本人同士より会話が気楽である。
(ストレートな愛情表現も素敵)
そんな感じで30分くらい話したあと。
私「ここってさ、夜に来た方がよさそうだよね。夜景がメインな気がする。」
呉さん「そうね。でも、夜景を見るならkon1人ね。」
私「え~~~。ヒドイ。」
呉さん「わたしはそろそろ帰りますね。」
私「そっか、友達と待ち合わせだもんね。」
呉さん「そうですよ~。美味しい晩御を食べに行きます。」
友達を紹介してくれないという事は、
別の男性と会うのかな??
とイジりたくなったが、
ウザくなってもアレなのでスルーした。
(ズバリ当たっていたようで、後日サイテー男の話を聞かされた。)
え?
デートも終わりに差し掛かっているが
肝心なタイトル回収がまだだって?
いやいや、
今から語るんです。
そうして、別れ際の駅のホームにて。
見えたんですね。
”すみだ水族館”の看板が。

私「そうか、ここって”すみ水”があるのか!良いな~今度行きたいな~」
呉さん「konは水族館が好きですか?」
私「好きだよ。雰囲気も、魚を眺めているのも。呉さんは違うの?」
呉さん「え?意味が分からないね。魚が泳いでいるのを眺めて、何が楽しいね?」
私「え~、、癒されるじゃん??」
呉さん「魚は食べるものですね。」
なるほど。
呉さんにとって水族館は、
今夜の獲物を探す場所のようだ。
私「それじゃあ、動物は?犬や猫はカワイイよね?」
呉さん「獣クサイからパスよ。」
私「ネコ吸いとかあるじゃん?無臭らしいよ。」
呉さん「ちょっと何言ってるか分からないですね。」
世の中のネコ吸い民よ。
どうか静まりたまへ。
彼女に悪意はないのだ。
私「まじか。。。じゃあ、呉さんとのネコカフェデートはムリだなぁ。」
呉さん「別の人と行くと良いですよ。」
ムゴイ。
ムゴスすぎるわ。。
私「ん~~~。。。じゃあさ、今度は台湾に遊びに行くからさ?」
「そしたらさ、観光案内してよ。」
呉さん「それなら良いですよ。」
私「ほんと!?嬉しいな~。海外初めてなんだよね。」
呉さん「え?じゃあパスポート無いね。アナタ何言ってるね?」
いや、ホントそうなんだけどさ。
まさか、イイよと言われると思ってなくてさ。
私「そうそう。だからパスポート取りに行くよ。」
呉さん「取れたら連絡しますね。そしたら案内しますよ。」
私「ありがとう。来週取りに行くから、再来週には行けると思うよ♪」
呉さん「それはムリよ。」
無理だった。
パスポートの取得は結構手間だね。
一つ賢くなったkontarouでした。
次回、
「国際ロマンス詐欺??いいえ、振休消化バカンス旅行です(仮)」
乞うご期待
呉さん編、第1話はこちら。
次の話(第60話)はこちら