どうもkontarouです。
呉さん編の第6話です。
(初めから見たい人はこちら)
※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
翌日の午前11時
ホテルの前で呉さんと再会し、
昼食の後に台北101に行きました。
※滞在中は基本的に同行してくれるそうで
メッチャ申し訳なかったです。
※外部サイト様 台北101はこんな所


※台北101 通称:たけのこタワー
私「台北101って、ハイブランドのお店が多いよね。呉さんってお洒落だし、良く来たりするの?」
下層~中層階にブランド店が
固まっていました。
呉さん「最近はあまり来てませんね。昔は近くのアパレルショップで働いてましたよ。」
私「へ~、なんで辞めちゃったの?」
呉さん「忙しすぎましたね。ファッションは楽しむだけで良いと思いましたね。」
私「忙しいと好きなモノも嫌いになるよね。っと、台北101の展望エリアってメッチャ並ぶんだね」
ブランドエリアを抜けた所にある
チケット売り場についてみると、
目の前には凄い行列がありました。
私「入るだけで1時間くらいかかりそうだね。。。呉さんに申し訳ないしやめとこうか。」
呉さん「見たくないの?凄い行列ですが、私の事は大丈夫ですよ。」
私「いや、入るだけで1時間という事は、出るときも1時間並ぶんじゃない?めっちゃ疲れると思うよ?」
※実際は降りるのに2時間かかった。
ホントに申し訳ないと思った。
今度呉さんが日本に来る際は
同じことをしようと思いました。



デザイナーが作った”バナナ”や
珊瑚でできた鷲
などの展示もありました。
※展示物と思いきや一部売り物もあり
価格は数百万円~でした。
呉さん「ここまでとは想定外ですが、終わったら足ツボに行くから大丈夫よ。」
私「え?それって私もついて行って良い?」
呉さん「良いですよ。」
私「ありがとう。」
※この時はまだ、足ツボ沼の恐ろしさを知らなかった。
途中の記念写真コーナー(強制)で
カップルポーズを撮らされたりして
1時間後に展望台エリアにつきました。
私「なんか、スカイツリーの時を思い出すよね(笑)」
呉さん「そうですね。konさんは高いところが好きですね(笑)」
私「バカだからじゃないからね!そ、そうだ。あの後、友達とご飯に行ったんだよね?美味しいモノ食べられた?」
呉さん「実は、あのあと別の男性と会ってましたね。」
私「あぁ、だろうね(笑)その人とは上手くいったの?」
その話するんだ!
と思いつつ聞きました。
呉さん「サイアクな男だったね。最初はkonよりイイ男と思ってましたけど、会ってみると違ったよ。」
私「おい、ちょっと待て。微妙に傷つくから”konより”とか言うのはヤメろ。」
呉さん「ごめんごめん。その男とお寿司を食べましたね。で、色々ダメ出しされましたね。」
私「ほう。初対面でダメ出しとな?」
婚活話で良く聞く、
初対面でダメだしする人(男女問わず)
かつて自分も言った事があるな~
などと思ってみたり。
呉さん「もっとおしとやかにしなさい。と言われましたね。三歩下がってついてくるくらいが丁度よいとも言われましたね。」
私「ハハハ、呉さんは何でもストレートに言うからね(笑)」
その男性が言いたかった事は
何となくわかりました。
呉さん「うるさいね。プロフにカワイイ女性ではありません。と書いてるね。他を当たってくださいと言って帰ったよ。」
さすが呉さん。
呉さんのそういうところが好きだ。
私「オモシロいね~(笑)他には?他の人とは会わなかったの?」
呉さん「他はいないね。その男以外に会うつもりは無かったよ。konが押しかけて来ただけよ。」
もともとは友達(女性)との
爆買い旅行が目的だったのだ。
当然と言えば当然か。
私「そうか~、まぁ俺は情熱的だからね!じゃあ、今の恋人候補の筆頭はワ・タ・シ・になるんだね♥」
呉さん「ハハハ、ソウデスネ」
乾いた笑いが響きました。
そんな感じで1時間ほど話をして、
2時間をかけて下界に戻り、
そして、足つぼマッサージ店に来ました。
私「呉さんがラインで送ってくるお店とは違うね。」
呉さん「あー、そうね。ココは観光客でも入りやすいお店ですよ。でも腕はたしかですよ。」
私「そうなんだ、楽しみ~」
心の中では、
どうせ揉み返しが酷いんだろうな~
と思っていました。
ただ足の疲労が限界を超えていたので
何でも良いからラクにして欲しい。
そう思っていました。
店員さん「.>;/@._.~\@*」
私「え、え~、え?」
急な中国語に戸惑う私。
隣のお客さんに日本語で書かれた
メニュー表を渡していたのに、
日本語で”いらっしゃいませ”と
そう言っていたのに、
なぜ私には台湾語メニューを渡す?
呉さん「konは足のマッサージよね?ならココよ。あとは時間だけ選ぶといいよ。」
私「うん。呉さんと同じ時間にする!」
どういうことだ?
台湾に来てから一度も。
一度たりとも日本人として扱われないぞ。
私「ねぇ、呉さん。俺ってそんなに日本人に見えないかな?」
呉さん「そうね。私と一緒なのもあると思うけど、風貌が日本人じゃないね。日本人は、、もっとオシャレよ。あ、顔も中国人よりね。イイ意味で中国のイケメン俳優に似てますよ。」
私「全部含めてディスってない?」
東京に引き続き
台湾でもテキトーファッション全開でした。
そして、
110分のマッサージが開始されました。
60歳は超えてそうなベテラン爺さんが
担当してくれました。
私「!!!」
私「!!!!!!!!」
爺さんは私の足をひと撫でした後
こちらを見てニヤリとしながら
”ココが痛いんだろ?”と
足首の付け根を、
アキレス腱を、
筋繊維に沿って揉み始めました。
私「呉さんヤバいよ。この爺さん達人だよ。」
呉さん「konはラッキーね。その人、アタリの人よ。」
私は昔、
半年ほどスポーツ整体に通う程度に
両足首の靭帯を痛めた事がありまして。
その際に悪化予防として
筋繊維に沿ったマッサージの仕方を
教わっていました。
※ガチでやると60分はかかります。
普通のマッサージとは根本的に
揉み方が違うのですが、
この爺さんは私の足首に触れた瞬間、
その特殊なマッサージを始めました。
※もちろん、もみ返しは全くありませんでした。
私「すごい、、ちょっとバカにしてた自分がハズカシイ。ここの料金3000円しなかったよね?それで110分だよね?安すぎてヤバくない?」
呉さん「そうですよ~。ヤバいですよ~。」
あまりの気持ちよさに、
呉さんは半分寝ていた。
台湾の観光地やディープスポットに
色々行きましたが、
一番印象に残っている場所はココです。
※コロナ禍で閉店してしまいショックです。コロナを一生恨みます。
そんなこんなで1日が終わり、
ホテルに帰ってきて
ベッドに転がってスマホを開くと
聖恵さんからメッセージが
届いていました。
「konさんすみません。彼氏ができたのでメッセージのやり取りは今日で最後にさせてください。」
そう書いてありました。
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