※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
(筆者の自己紹介はこちらです)
●使ったツール:飲み会(合コン)
●エリアと時期:大阪・梅田、春
●参加者の特徴:20代中半~30代後半
●マッチした相手:なし
●オススメ度:★★☆☆☆ コンセプトは良かった
~~~~~~ 本編 ~~~~~~
オム男:kontarouっちオツカレ~
(^^)/☆彡 僕は~~以下略♥…
明日の夜時間ある?
うわー、デジャブ。ついに明日の誘いやん。
彼、毎日合コンしないと死ぬ病気か何かなんかな?
部活帰りは買い食いしないと腹減って死ぬ~
的なやつなんかな。
私:次はどこで何するん?
オム男:今回は飲み会やでー。
お店を貸しきって、みんなでワイワイしようかなって思ってるよ~
場所は~開始時間は~料金は~
私:オッケー、参加する。
初回のお茶会の悪夢が一瞬よぎったが、
前回のお店は良かったし、
怪しげな勧誘もないし、
家で一人で過ごしていても始まらない。
とりあえず行ってみることにした。
もはやノリだ。
1回4000円前後の合コンガチャ引きだ。
アプリの廃課金に比べれば安いもんだ。
場所は茶屋町~中崎町の当たりだったと思う。
2階建ての古民家カフェ?
バー?
の2階部分を貸し切っての飲み会。
入口側にカウンターバー席があり、
奥側に椅子がいくつか並んでいた。
バースペースで口説くもよし、
椅子に座って歓談するもよし、
本や小物も色々あるので眺めながら語らうもよしという感じ。
男女それぞれ12~3人はいたと思う。
メンバーの過半数は地味系、
真面目系、
奥手系で、
1~2人ほど美人さんとイケメンさんがいた。
(なぜ来た?)
同窓会的なんかも、
こういうところで開けば童心に帰れそうだな~など考えていた。
ハヤ君について行った初めての街コンの頃に比べると慣れてはきたが、
まだまだこういう雰囲気は苦手だ。
自分の立ち位置、ふるまい方がわからない。
みんなの輪の中でアピールするのは苦手だし、
女子を誘って1対1で話すのも苦手だ。
バーテンさんに飲めもしないカクテルを頼み、
とりあえず店の奥の男女の輪に加わって様子を見ることにした。
一番奥のスペースで椅子を円状に配置して話しているグループがあり、
一席空いていたので座る。
隣には私と同じマジメで誠実そうな非モテ属のお兄さん
。性格もよさそうだ。
他の男性陣は女性にある程度慣れているのだろう。
みんなで話すというよりは、各々女性を口説いている感じだった。
むしろ、
話しかけても”邪魔するな、入ってくるな”
という目線を向けられ、無視され、ヤナ感じだった。
”女性にひどい目にあわされて報いをうけろ。孤独死しろ。”
私は心の中で特級呪術を詠唱した。
ん~、苦手な雰囲気。
私はこういうところで割って入るのが苦手なタイプだ。
隣のお兄さんも同じなのだろう、
周りの様子をじっと眺めている。
私はお兄さんに話しかけ、
しばらく話し込んだ。
お兄さんと話し込んでいたらもう一人、
人のよさそうな”純度100%”な見た男の子(アラサーだけど)がやってきて、
我々の輪に入った。
今度は3人で話が盛り上がった。
女性は?口説きに行けよ?だって?
そうなんだけどさ~むずいんよね~
もじもじしていたところで、
純度100%が動いた。
純:あのさ、3人で女性に話しかけてみない?
我々:…!!
そうだな、行きますか!
私:カッコええやつやね、君
純はカッコいいヤツだった。
輪の中に再び突撃する。
今度は3人チームで。
先ほどのヤナ感じの男たちも、
最初はあしらってきたが、
こちらは3人だ。純もいる。
純はすごいぞ。
あしらわれても、
イジラれても、
ちょっとバカにされても怯まない。
純を筆頭にした我々のチームワークに根負けした男たちは、
別の女性を口説きに逃げ出した。
“あきらめないでどんな時も、君ならできるさどんなことも。世界に一つだけの、強い力をみたよ”
サンボマスターの歌詞は本当だった。
我々の勝利だ。。。
何の勝利だ?
そんなこんなで、
残った女性と我々で、
ついに、
念願の、
合コンがスタートした。
今回のトークは楽しかった。
謎の友情も芽生えたし、
あと、女性陣の中に太陽のように明るい女性がいた。
”陽子さん”とでも名付けるか。
とにかく、人の話を楽しそうに聞く。
相槌も良い。
酔っているからこの感じなのか、
普段からこの感じなのか、
見た目はタイプではなかったが、
結婚するならこういう人の方が絶対にイイ。
明るい女性がいれば、
明るい家庭になる。
しばらく話していると、陽子さんグラスが空になっていた。
陽子:おかわりもらいに行きますね~
と陽子さんが席を立つので、
私:あ、俺もなくなったからもらおう~
と私も席を立つ。
2人に目配せする。
”ありがとな!”と。
二人も合図をくれる
”検討を祈る!”と。
そして、再びバーカウンター。
そこに彼女はいた。
そう、コスプレ子。
通称“”コス子”だ
女性数人と話している女性。
何やら盛り上がっている。
私と陽子さんも気になって話を聞きに行く。
コス子:私の趣味、実はコスプレで、~で、~なんです。
女性陣:へ~意外ですね、そうは見えな~い。
陽子:え!すごい。どんなのか見てみたいです。
コス子:恥ずかしいな~
陽子:え~、気になる~。ちょっとだけでもダメですか?
ギロリ!私は一瞬殺気を感じた。
コス子:というか、アナタだれですか?
コス子が私を睨みつけてきた。
私:kontarouといいます。私も気になるので、見せてもらえたら嬉しいです!
ニコッ!と挨拶してみた。
コス子:何目的ですか?そういの、止めた方がいいですよ。
強烈だね、この人。
自分で話ふっといて。
男性陣のなかにヤナ奴もいたから警戒心を持つのもわかるけど、
敵意向ける相手まちがってないかい?
私:陽子さん、気になるみたいなんで見せてもらえたら嬉しいんですけど、
私がいなければ見せてもらえますか?
コス子:あなたがいなければ良いですよ。
陽子:ごめんね。。
あ~、残念。
陽子さんタイムは一瞬で終わってしまった。
コス子、キミの事は一生許さんぞ。
コスプレイヤーには敬意を払っているし、
恨みもないが、
これからはこういう女性には、
優しくしてやらないぞ。
仲良くなどなってやるものか。。。
泣いて無いぞ。
強がってるだけだ。
相席屋に続いて私のグリーフシードがさらに曇り、
モブサイコ指数で言うと45%程度になった。
その後、特に何のイベントも発展もなく、
同士の2人はそれなりに楽しそうに話してたので邪魔もできず、
この日の飲み会は終幕となった。
恋愛って、難しい。
敵は男にあらず。
女が敵という事もあるのだ。
油断できない。
~~~結婚した今だから思う事~~~
こういう場、
性格のいい人を見つけて話すに限るね。
男女問わず。
見た目や、異性受けする話題を持っている人。
いい人も確かにいるが、
人間的にヤバい人も結構いるので要注意。
マウントを取ろうとしたり、
興味ない人を拒絶してみたりバカにしてみたり、
そういう人と関わるのって仕事だけでお腹一杯じゃん。
合コンでいい出会い、
婚活パーティーでいい出会いを探すのは簡単じゃない。
嫌な出会いもあると思うし、
恋愛に発展しないことも多々あるだろう。
ただ、
今回のような同性の友情が芽生えたりすることもあるから、
そういう出会いも楽しんでみてほしい。
いい人と一緒にいると、
良い出会い、
いい思い出が出来たりするものだ。
私もこの記事を書いていて、す
っかり忘れていた友情の話を思いだしてホッコリしているぞ。
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