皆さまこんにちは。
kontarouです。
(自己紹介はこちら)
私には、人間関係のリセット癖がありました。
今でもしっかりと”人間”が苦手です。
職場の”体育会系ノリ”や”理系オタクノリ”が苦手だし、
優しい人は嫌な仕事を押し付けられがちだし、
何をするにも周りの目・評価がついて回るし、
SNS上で見かけるキラキラ系の人たちが劣等感を煽ってくるし、
そもそも自己中で高圧的な人とは1秒たりとも関わりたくない。
なので、年に数回。。。
いや、週に数回は、
別の国や土地に行ってリセットしたい。
異世界転生して凄いスキルで無双したい!
王族のイケメン・美女に生まれ変わってちやほやされたい!!
なんて思っていました(今でも思う時があります)し、
転職経験もあります。
ただ、婚活中のある出会いがきっかけで、
ちょっとした生き方の変化が起こり、
ちょっとだけ生きやすくなって結婚もしたので、
そんな私の話をしたいと思います。
【”人間関係リセット癖”とは?】
そもそもですが、
人間関係のリセット癖がある人には以下の特徴があるそうです。
●ネガティブ思考の人(思慮深い人、慎重な人)
●完璧主義の人(頑張りすぎてしまう人)
●人に相談するのが苦手な人(思いやりのある人)
●ストレスを感じやすい人(現代人の9割はそうじゃない?)
●周りの目・評価を気にする人 ※今回の話しのメインです
●一人でいる方が気楽な人
・・・など
※出展元:マイナビエージェント様

ネガティブ思考や、一人好きでなくても、
ストレスを感じる方は多いのではないでしょうか?
特に恋活・婚活をしていると、活動自体がストレス!
もう誰とも会いたくない!!
なんて思うこともあるでしょう。
(私はありました。)
だからと言って、
本当に独りで生きていく事なんてできるわけもなく。
そんな時はどうすれば良いのでしょうか?
【変わったキッカケは外国人(国際恋愛) 】
一つの答えが”国際恋愛”にありました。
婚活体験記にて語っている”呉さん”や、
その他にも何人かの外国人との出会いを通して、
私は以下のようなカルチャーショックを受けました。
●外国人(台湾人)は年上も年下もフラットで敬語もなければ、飲み会の強制参加もない。来たければ好きな時間に来て、好きな時間に帰るのが当たり前!
●外国人(ベトナム人)は、喜怒哀楽の表現が素直でストレート※デート時に花束を渡すとか。それに、親のために家を建てるのが当たり前!
●外国人(アメリカ人)は、告白して付き合うという文化がなく複数の異性とのデーティング・同時進行が当たり前!※本格的な交際の前段階の話
初めて知った時に驚いた事を書きましたが、
共通して感じたことは、海外って日本より息苦しくなさそう!です。
とくに台湾人の飲み会の緩さは衝撃的でよく覚えています。
(ぜひ日本文化にも取り入れたい)
他にも、アメリカ人のデーティングの価値観もビックリ。
マッチングアプリで同時進行でデートしている時に若干の後ろめたさがあったのですが、
同じ価値観の人がいて気持ちが楽になりました。
ちなみに、台湾人(呉さん)の飲み会の話をもう少し詳しくするとこんな感じでした。
私「明日の会社の飲み会に行きたくないな。嫌いな上司の世話係をしたくない!」
呉さん「行かなきゃいいじゃん?それか、ご飯を少し食べて帰ればいい。」
私「そんなんムリでしょ」
呉さん「なんで?普通じゃん?」
私「え?台湾だったら普通なの?」
呉さん「普通よ。社長が皆をもてなす側ね。何ならお金だけ払ってすぐ帰るよ。」
私「え~、最高やん!」
彼女「日本のアレも変よ。後輩が先輩にお酌する文化とか、女性がお茶くみする文化。それに敬語も。台湾じゃありえないよ。フラットじゃない関係はおかしいよ。差別よ。」
私「明日からそっちで暮らしたいわ。台湾って生きやすそう。」
話しをすればするほど、
私ももっと自由に生きても良いのではないか?
と感じるようになりました。
※日本人は、自分たちで生きづらいルールを次々と作っているのではないか?
【変えて良かった”習慣”】
考え方が変わった私は、
息苦しさを少しでも減らし、
人間関係リセット癖を改善するために以下の事をしました。
● 言いたいことは言う
● 察する・察して欲しいをやめる
● 人間関係は大事にする
です。
分かってるけど、それが難しいんだよ!
って声もわかります。
ただ、日本人は気にしすぎだと思うんです。
・言いたいことは言う
イイ人ぶって黙って我慢せずに、
言いたい事はしっかり言うという事です。
人間関係をリセットしたくなるくらい繊細な我々には、
これが一番むずかしいと思います。
なので、
練習として簡単でオススメなのが外国人との会話(チャット)です。
国際交流(言語学習)を目的としたアプリがたくさんありますし、
外国人があつまるパブ(バー)などもあるので、
それらを使って友達(恋人)を作りましょう。
彼ら(彼女ら)と仲良くなるころには、
言いたい事を素直に言えるようになっているでしょう。
※ちなみに、外国人でも言いたい事を全部言っているわけでは無いです。相手を思いやる気持ちは必須です。
もっと手軽なところで言うと、
同性の友達探しを兼ねてtinderを使ったこともありました。
私はここで3人ほど友達ができました。
そして、身に着けた感覚(コミュ力)を使って
職場でも言いたい事を言いましょう。
言いたい事を言っても、
言わなくても、
相性の合う人とは仲良くできるし、
相性の悪い人は離れていくので
人付き合いで消耗することが減ります。
人間関係のストレスがかなり軽減されるので
”人間関係のリセット”をしなくてもやって行けるようになります。
・察する・察して欲しいをやめる
言いたい事を言うにも通じる事ですが、
相手の事を”察しよう”とか
相手に”察してもらおう”とか
そういう考えを無くしました。
自分の心の声は言葉にしないと伝わらないし、
相手の心の声も伝えてもらわないと分からない。
”察し”と”思いやり”は日本人の美徳ですが、
相手の心の声なんて考えても分かりません。
疲れるだけです。
嬉しいと思ったら「ありがとう」
嫌だと思ったら「●●が嫌だからやめて欲しい」
相手の気持ちがわからなければ「アナタの気持ちが知りたいから教えて欲しい」
単純な事ですが、
素直に言葉にする事で余計なことで悩まなくて良くなります。
・人間関係は大事にする
最後は結局これです。
言いたい事を言っても仲良くできる人は貴重です。
大事にしましょう。
と言っても特別なことはしなくていいです。
普段から誠実に思いやりを持って接しましょう。
いざという時、助けてくれるのは”人”です。
味方がいるというのは、メンタルにとても良いです。
【習慣を変えたら結婚できた】
言いたい事が言えるようになってから、
イイ意味で相手の顔色を見て喋らなくなり、
婚活の場でも自然体に会話をするようになりました。
あくまで自然体に、
思いやりを持って、
”お互いの言いたい事を言い合える”
関係が築ける相手を探しました。
そのなかで、妻と出会いました。
もちろん、
この方法で誰とでも上手くいったわけでは無く、
ひたすら自分語りをする人(女性にも多い)、
ぜんぜん気持ちを教えてくれない人(奥手な人)、
言いたい事を言うというのを”悪口を言う”と捉える人、
こんな人達もいました。
※相性が悪かったのでしょう。
ただ、
妻にとっては言いたい事を言って良い相手なんだと思えてラクだったそうです。
私も同感で、この人とはやっていけるかもと思いました。
結婚となると、
話し合いは絶対に避けて通れません。
言いたい事の全部を言うのも問題だけれど、
言わずに我慢する方がもっと問題です。
※特に、人間関係が苦手な我々にはガマンなんて無理です。
この問題に最初から向き合えたことで、
お互いに結婚しても大丈夫そうだと思う事ができました。
※結婚して数年。ケンカしてリセットしたいと思う時もありますが、何とか上手くやってます。