【御曹司との結婚には覚悟が必要】”婚活1000本ノック ” ネタバレ感想(第4話)

※男目線での感想談です。この記事はネタバレを含みます。

 誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。

 (筆者の自己紹介はこちらです)

どうも、 kontarou です。

今回は”婚活1000本ノック”第4話の感想です。

前回までの反省を生かして、トキメキではなく自分の決めた条件で相手を選ぶと決めた綾子(福田麻貴)。

※前回の感想はこちら

山田クソ男(八木勇征)から大学の先輩で大手有名企業の御曹司、大池貴司(野村周平)を紹介され、そうとは知らずに喫茶店でお茶をする綾子。

会話をしながら、一つずつ条件をチェックする綾子。

条件がおかしいぞ、そんなことどうでもよくないか?という条件を一つづつ、チェックしていく綾子。

そんな綾子を見かねてクソ男が乱入し、大池が自分の先輩であること、自分(幽霊)の姿が見えることを打ち明けて。。。

なんと、大池は有名企業の御曹司であると判明する展開でした。

あ、今回は上記の点で綾子さんに共感薄めだったので、男子(大池さん)側の視点で感想を語っていきます。

※綾子はオモシロくてメッチャ好きです。ただ、男子側の視点が一切なかったので男子側で語ってみたいと思います。

その後、ほどなくして登場する大池の母(萬田久子)。

デートの全て(電話のくだりを横で聞いていたシーンは爆笑した。)を見ている大池の母。

綾子とのデートなのに、親子でペアシートに座る大池の母。

母の目を盗んで一人でラーメンをすする小池(大池)。

そして、二人の交際を認める代わりに大池の名にふさわしい嫁になれ!綾子に迫る大池の母。

お金に目がくらんで何でも耐える覚悟をする綾子だったが、ご飯を食べる際に自分の仕事を全否定され、流石にムリだとブチ切れてその場を去る綾子。

そんなことよりも。

よくエビをナイフとフォークであんなに上手に食べるよな~。

ホンマに、エビは手で向いて食べる方が早くて楽よな~。

という事が気になった。そんな感想の回だった。

綾子の気持ちもわかるんだけど。

メッチャわかるんだけどね。

大池母の言いたい事もわかるんだよな~。

もの凄い身近に大池君のような知り合い(大手老舗企業の御曹司とか)がいるので、彼の婚活を見聞きしてしまっているので。

大池母の言いたいこともわかってしまって。

純粋に楽しめないんよね。

はい!

という事で男性側視点での感想を語ります。

とその前に、綾子のラストに掲げた条件「自分の小説に引かない(偏見を持たず受け入れられる)人」というのは、とても良い条件だと思う。

条件って、そういう事だよね!

そもそも、恋愛結婚を目指すくせに、自分らしくいられない人と一緒にいるなんて。

しんどいに決まっている。

自分らしくいられる相手、コレは超重要である。

ただし、コレはあくまで自分勝手な条件だ。

現時点での綾子に根本的に欠けているものがある。

相手に求めるばかりで何も与えていない。相手と楽しむ事、相手が喜ぶであろうことを考えている場面がいっさい無い。思考も発言もずっと自己中心的。それがオモシロいのだけれど!!

でも、オモシロい人だけど、つき合ったり結婚したくない。そういうタイプの人だ。

私も同じ側(自己中なだけ)の人間だったので良くわかる。

胸に手を当てると、とても痛い。変われてホントに良かった。

きっと今後の展開で、綾子もこのあたりの事に気が付いて、価値観が変わってきて、結婚相手と巡り合うのだろう。。。?

オモシロさやネタばかり求めて、未婚のまま終わったらダメだぞ!!

はい、それでは本題です。

御曹司との結婚ネタでよく出てくる、「●●家にふさわしい人間になれ」的な展開。

イジワルで嫌われ者役の母親(または父親)が出てきて、恋人を引き裂くような展開。

見ていて嫌な奴だと思う事うだろう。私もとても不愉快だ。

ただし。

逆の立場で、常識的に考えてみたとしよう。

例えば、アナタが10万人の社員を持つ、100年以上の歴史を持つ超大手会社の社長だったとして。

あるいはアナタが天皇の娘(息子)、あるいはAdo、YOASOBIクラスの有名人だったとして。

ちょっとのスキャンダルで人生が終わる。

色々気をつけないとダメだ!と思わないだろうか?

つき合った相手(の家族や友達)が、覚せい剤を密売している人で、自分の家にこっそり薬を隠されていた!!とか。

会社の名前を勝手に使ってYOUTUBEである事ない事を勝手に言いふらす人だった!!とか。そんな事は無くても。

立ち寄ったタピオカ店で店員を脅すような相手で、SNSで動画が拡散されたりとか。

一般人なら話題にならないのでスルーされるような些細なことでも、有名人(企業)なら格好のスキャンダルネタになる。イメージダウンで仕事(事業)に多大な損失を及ぼすことになる。

つまり、常識や教養のない奴、ヤバい過去を持つ人との関わる事が100%リスクになる。

会社の場合だと、信用が失墜し●●万人をリストラ、●●万人の人生を狂わせてしまう事になったりするのです。

毎年、ニュースで有名人や大企業のスキャンダルを何件見る事か。。。その会社の従業員の生活への影響をどれほど聞く事か。。。

なので、そういう観点からみて。

●●家にふさわしい人物を選ぶ(育てる)というのは当たり前の事だったりします。

「責任を背負って生きるモノ」と、「無責任に生きられるモノ」の違いです。

そして、そういったお家では、交際相手の身辺調査(親兄弟を含めて)を専門機関を使って調べたりします。

※知り合いの御曹司のお家は交際相手の身辺調査をしてました。その結果で破談になってしまい。。。お家のいう事なんか聞かずに駆け落ちしろよ!好きなんだろ!と言ったことがあります。

もう少し身近で言うと、マツコ会議に「YOASOBI」が出ていた会をボンヤリ見ていた時に、恋愛相談をするいくらちゃんにマツコデラックスが言ったアドバイスがこんな感じで。

「自分と同じ程度の失うモノ(リスク)を背負っている男とつき合いなさい。」

「同程度のモノを背負っていない奴とつき合うと、いくらちゃんだけがリスクを負うことになる。」

「何かトラブルが起こった際に、全てを失うのはいくらちゃんだけになる。そんなのバカらしいじゃない。」

「同じ程度の失うモノを持っている男だと、軽々しい行動、バカな真似はできないから。そこは注意しなさい。」

言いたいことはこんな感じです。

この視点で見ると、綾子はリスク多めの女性で。

”つき合うだけ”なら見逃しても良いが、結婚となると許容できないものがある女性で。

※どんな仕事も立派なのだが、綾子自身も自覚しているとおり偏見を持たれやすい仕事で。もしそれが原因で企業イメージのダウンにつながったら責任とれるの?イメージダウンで業績が下がって、リストラや給料減額が必要になったら、アナタはその人達にどう説明するの?どう責任を取るの?って話であり。

こういう、メンドクサイしがらみが御曹司との結婚には付きまとう。

大池(野村周平)は親の敷いたレールに乗るダサくて情けない男に見えただろうし、母親は嫌なやつに見える(加えてクセ強すぎ)のだが。

男女の恋愛に親が口出しするな!と思う人もいる(私もそのタイプ)だろうが。

御曹司との結婚に限っていえばその考えでは甘すぎるのだ。

※食事の作法のレッスンでエビって何?エビは小さすぎだし、ショボいな!と思ったのは綾子と同じだが。

いろいろ書きましたがマトメルと。

人には分相応(自分らしくいられるレベル)があると思う。

自分のレベルより低すぎても、高すぎても合わせるのに疲れると思う。

肩書や条件にとらわれすぎず、自分のレベル・感性に近い人と暮らす方が楽だし楽しい。

と思う。

私は、これに納得がいくまでに3年かかった。

この3年は迷走したし、酷いこともした。綾子よりひどく自分勝手だった。

だからこそ、改めて言いたい。

自分とレベルの合う人と暮らすのが、ラクだし、たのしい。

綾子さんにも、そんな人を見つけてもらいたい。

官能小説に偏見が無くて、ボケと笑いが多めの人生を楽しめる男は世の中に沢山いるはずだ!

だからガンバろう!

※ここまで前置きしたので、さすがにそんな人いないよね?そんなヤバい人いないよね??

第5話の感想はこちら。

ドラマの内容が気になる方に。番組HPです

婚活1000本ノック - フジテレビ
婚活1000本ノック - オフィシャルサイト。毎週水曜よる10時放送。主演:福田麻貴(3時のヒロイン)
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