※男目線での感想談です。この記事はネタバレを含みます。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
(筆者の自己紹介はこちらです)
S君「今回が一番、恋愛ドラマしてたな。相手は幽霊だけど。」
私「綾子、ときめいてたよね。相手は幽霊だけど。」
ラーメン、つけ麺、ボクkontarouです。
思ったより、思った以上に、恋愛ドラマをしていた今回。
”婚活1000本ノック”第7話の感想、やっていきます。
S君「最初からガッツリくそ男と恋愛してたけど、割とすぐに終わったね。」
私「そやね。コレが一時間続いたらどうするねんと思った矢先に、山田くんが同じこと言い出して安心したよ。」
牛丼を一緒に食べて、一緒に寝て、
山田(八木勇征)への思いが、もうどうにも止まらなくなった綾子(福田麻貴)
ろくろを回しているタイミングで山田に”早くちゃんとした彼氏を作れ”とキレられても、”誰のお金で生活してるねん”とキレ返して(まぁ正論だが)。
山田から仲直りに居酒屋に行こうと言われて、武井(百獣の王)と合コン。
気を取り直してお笑いライブに行こうと誘われて、石井(元ネタだれ?)と合コン。
流石にキレた綾子をなだめてカラオケに行って、狩野英孝と合コン。
S君「”スタッフ~”呼び、久々に聞いたわ。」
私「50TAを歌わんかったのは、TV局が違うからなのか?インドの牛乳屋さんとか久々に聞きたかったぞ。」
で、山田クソ男が用意した男たちは全員クセすごで、メンドクサイ男なのに対して、クソ男とは気が合う。クソなのに。
チーズバーガーな気分が合い、笑いのツボが合い、歌声はステキ。
映画「ゴースト ニューヨークのまぼろし」をパクってるシーンとかもあって。。。
いや、アレは原作好きとしては許せんけれど。原作を汚すなと思ったけれど。
S君「もういっそ、クソ男とつき合っちゃえよ。いっそ、死んで一緒になっちゃいなよ。」
私「そうやけど。相性良さそうやけど。コメディがサスペンスホラーになってしまうがな。」
つき合うって、こんな感じだよな~と思うシーンがやっと出てきた今話。
二人とも生きていたら、ここから距離が縮まっていくんだろうなと思わせる演出でした。
私「家に帰ってきたら、花とケーキをプレゼントする演出、すごくエエと思うわ。ボクもお墓行こうかな。」
S君「どこを参考にしようとしてんねん。」
参考と言えばアレだ。
今回、綾子の名言が飛び出しましたね。
マッチングアプリで綾子がヤケクソ気味に選んだヤリ目男(自称:弁護士)に綾子が放ったセリフ。
”必死の人をもてあそぶな!”
これ、刺さるセリフだった。
恋愛に限らず、仕事でも趣味でも。
本気で何かをやっているときに出くわす、人の足を引っ張るクズ。
そんなクズに全力で言い放ちたいセリフだ。綾子へのモヤモヤがちょっとすっきりした。
S君「たまってるね~」
私「ストレス社会だからね~。あぁ、会社の”天下りポンコツ上司”に言い放ちたい。真面目に成果を出している部下の足を引っ張るな!と。」
S君「おぉ、、、恋愛の話をしような。」
でも、本気で誰かを好きになって、傷ついたからこそ言えるこのセリフ。
そして、ようやく自分が”自己中”だったと気がついて。
私「綾子はようやく”結婚できる”人のステージに入ったと思う。」
S君「なにそれ?」
恋愛もだけど、結婚も。相手がいないと成立しない。
自分勝手な価値観、正義感。それは相手にとっては不愉快でしかないし、嫌われるだけ。
まともな人なら、自分勝手な子供(年齢だけは大人だから厄介)とは距離を取る。
そんなの常識かもしれないが、ストレス社会の中で生きていると、これがムズカシイとわかる。簡単じゃない。
そして嫌な大人になっていく。素直さや優しさが消されていく。
そんな中でも、人と真剣に向き合って、痛みをしって、仕方なしにでも他人との距離感(自分の意見も通すが、相手の意見も通す)を上手く築く力をつけた人が、やさしい人になれる。寛容になれる。と思う。
そうやって寛容さ、もとい”共感力”を高めた人が魅力的な人になる。
恋愛・結婚における”イイ人”の要素を手に入れることが出来る。
今回の綾子は痛みを知って、今まで相手の気持ちを”ちゃんと”考えてあげることが出来るようになった。
私「だいたいこんな感じ?」
S君「なるほど。エラそうに語るね~」
私「うるせえ。でも、だからこそ綾子にメッチャ共感できたんだと思う。本気の人の言葉は、人の心を動かすんだよな~」
S君「先生、マジメ過ぎるとつまらないでーす。」
私「聞いといて酷くないか?」
そうそう。
今回、山田にも動きがありましたね。
綾子の熱に動かされて。ずっと逃げていた彼女(みのりさん)に会いに行って、向き合う努力をして。
ずっと彼女に無視されていたのが、最後には口を開いてくれて。
S君「思わせぶりな演出が続いていたから、解決して良かった。」
私「うん。鬱展開とかなくて良かった。」
で、最後に綾子の前に現れた山田は、みのりさんの願いを叶えたからと成仏して。
なんか、ちょっと切ないラブトーリー感を出してきて。
私「え?ちょっと待ってよ。そんなわけないやん。」
ウソってわかってますけど。
S君「純愛とは無縁なのに、純愛感を急に出してきたやん。どした?」
今の綾子のもとに戻ると、綾子の成長、綾子の未来にとって良くない。
それは、よくわかる。
現実の恋愛で言えば、山田はココで退場するべきだ。
そういった演出なのかもしれないが、このドラマに関して言えばその展開を信じられない。
というか、次回予告でしっかり登場してるし。
やっぱり成仏してないやん。
という事で、次回に続きます。
S君「ちょっとまって。一つだけ。キミの奥さんが、弁護士(ラジ男)を初見でクソ男と見抜けてなかったけど、逆に見抜くポイントって何?」
私「ムズカシイ事聞くな~そんなんニオイやろ。雰囲気・口調・たたずまいで一瞬でわかるやん。」
まずドラマ的な事で言うと、ラジ男(忍成修吾さん)は悪役が多い。
ここで9割クロと判定(おい!失礼だろ)
で、ニヤケ顔。
アナタ、こんなニヤケ顔を現実社会で見かけることがありますか?ここも9割クロ。
で、ため口。
年齢が年下だとしても、日本の社会で真面目に働いている、まともな性格の人間ならば、最初は敬語を使う。マナーとして使うのが育ちの良い人だ。という事で、育ちの悪い彼は9割クロ。
※メッセージですでに仲良くなっていて、ため口の雰囲気が出ていたなら別だが。綾子が驚いていたのでその線は無い。
最後に決定的な事。職業詐称だ。一発アウト案件ですね。
職業・年収以外で魅力を出せない人は、内面的な魅力はゼロ。努力家ではない。というか卑怯な人だ。
私「私も何度、職業や年収を偽ろうと考えたことか。。。」
S君「そんなに偉そうに語ってて、考えたことあるんかい。」
私「やってないけど、あるよ。人間は誰しも卑怯だからな。でもな、ウソつかんでも表現の仕方で印象って良い方向に変えれるんやで。就活の自己PRみたいなもんで、真剣に考えれば異性からの興味は引けるんやで。」
つまり。
その程度に悩んだり、考えたりしていない人。
本気度が足りないのか、真正のアホなのか。
チャラいクセに知性のないヤツで、努力する事も放棄したダメなヤツだとわかる。
もし本当に弁護士だったなら話は別だったが(勉強はできるけれど会話が壊滅的とか、プライドが高い嫌なヤツとか)、ラジオの構成作家だったのでやはりクロだ。
よって、軽い気持ちで結婚を語っているヤツ(胡散臭いヤツ)の可能性が高いとわかる。
私「以上が、初対面で判断できる要素だな。」
誰に需要があるのかこの話。
では今度こそ。次回に続きます!
第8話の感想はこちら。
※ドラマの内容が気になる方に。番組HPです