※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
(自己紹介はこちら)
●出会ったツール:婚活パーティ(シャンクレールだったと思う)
●エリアと時期:大阪・桜ノ宮、夏
●マッチした相手:2歳年上(30歳)バンド好きな介護職
~~~~~~ 本編 ~~~~~~
花火デートの現実を知ってから1カ月が過ぎたころ、
私とバンギャさんはライブ会場に向かうバス停に来ていた。
フェスやライブは、
駅から会場までシャトルバスが出ている事が多い。
今回行くライブは私の好きなフェス系ではなく、
某人気ロックバンドの単独ライブだ。
バンギャさんも好きだというのでチケットを申し込んだら、
ラッキーな事にあたったので行くこととなった。
※若干のV系。金爆ではない。
前回の話はこちら
バスの待ちすがら、
私はもう一つの現実を知る。
バンギャ:タバコ吸っていい?
え?吸う人なの?
私は、酒とタバコとギャンブルが苦手だ。
フェスもバンド君もフェスキッズも好きだが、
酒とタバコとギャンブルは苦手だ。
私:いいですよ、吸ってください。
当然という口調で答えるが本心は違う。
この手の返答をもらった際は注意いただきたい。
バンギャ:ありがと。あ~生き返る。
私:良かったですね~。
バンギャ:そういえばさ、職場でムカつく人がいてさ~。
バンギャ:でさ~、この前口説いてきた人が○○でヤナ感じでさ~
私:へぇ~。
タバコを吸いながらの愚痴、私は苦手だ。
なんで皆この流れで会話するんだろう。
リラックスして話をしているのだろうが、
非喫煙者はストレスがたまる事が多い。
早くバス来ないかな~。
あ、ようやく来た。
ライブはめちゃくちゃ盛り上がった。
メジャーな曲も好きなアニソンもたっぷり堪能した。
もちろん、グッズもしっかり買わせて頂いた。
フード付きタオルは使い勝手がよく、
フェスに毎回もって行くくらいのお気に入りになった。
演出も良く、ほんとにめっちゃ良かった。
そして帰り道。
バンギャ:あ~!私、キリショー※が好きなんだよね※ゴールデンボンバーのボーカルです
ちなみにこのライブ、
全然別のバンドのライブです。
バンギャ:あ~!私、キリショーから告白されたら、絶対つき合うわ。ごめんねkontarou
※なにがゴメン?彼はアナタを選ばないと思うし、この辺にいないと思うよ。そしてこの話5回目だよ。
天真爛漫なバンギャさんはテンションがMAXになったらしく、
ずっとこの調子だ。
かくいう私もテンションは上がっている。
このまま帰れるテンションじゃない。
ノリと流れでカラオケに行くことになった。
※ちなみに、バンギャさんとは手もつないでいないしキスもない。手を出したら負けな気がしたので何もしていない。
23時ごろにカラオケを始めた我々は、
朝5時まで歌い続けた。
私はフェス系ロックバンド、
バンギャさんはV系バンドをノンストップで。
若さってコワい。
私:そろそろ始発の時間ですね。どうします?
バンギャ:帰る!けどネムい。
眠いのはホントだろう。
この場合、誘っているのか本音を漏らしているのかどっちなんだ?
清算をすませて取り合えず外に出る。
さわやかな朝日が見える。
ん~、確かに眠い。
家に帰って寝よう。。。
私:俺、用事あるので先に帰りますね。
バンギャ:。。。バイバイ。
その後、バンギャさんから、
「もう私からは連絡しないね。」
とのラインが来た。
この文面、メンタルにキツイ。
ツライ。
しかし、ここに私の求める未来はない。
涙を呑んで次の出会い探しの旅に向かうのであった。
~~~結婚した今だから思う事~~~
前職の時代に、
同僚のコマ君がクズ発言をしていると思った事があった。
会社の忘年会で、
コールセンターの癒しと有名な小柄で優しい女性を、
コマ君が積極的に口説いてデートに誘ったことがあった。
その結果報告を男性社員が集まって聞いていた時の一言だ。
「タバコ吸うし、愚痴言うから無しやった。ごはんの途中で帰ってきた」
これを聞いた私はこいつはクズだ。
と思った。
しかし、私も似たような体験をして思った。
無しの気持ちがわかった。
置き去りにしたい気持ちも分かった。
何事も経験しないとわからない。
わかった気になって話すのは良くない。
タバコを吸うイメージのない人がタバコを吸うのって、
ショックが大きい。
タバコ好きには申し訳ないし、
勝手な話なのだがマイナスイメージが爆増する。
逆もしかりです。
喫煙者がタバコをきっぱりやめると、
マイナスイメージは0になる。
ちょっと尊敬されたりする。
つき合ったから相手のために止めたとかの話になると、
メッチャ格好イイ!ってなる。
プラス評価になる事もある。
ホントにプラス評価を得やすいから、
非喫煙者は恋愛トークになった時にとりあえず言うのもアリかもしれない。
「私、前はタバコ吸ってたんだよね。でもさ、付き合った相手のために止めたんだ~。嘘だけど。」
みたいに言うのもアリ。
面白いヤツアピールが出来るかもしれない。
第19話はこちら