●出会いを探した場所:婚活パーティー(知人の友人主催)
●出会った女性:3歳年上の保育士さん
●エリア:心斎橋(会場はレンタルスペース)
●参加者の特徴:20代後半~40代
●参加者の人数や特徴:30人ほど。合コンメンバーを集めて婚活パーティーをした感じでした。
●オススメ度:★★★★☆ ※本気度中~高め。結婚相談所主催のパーティーと違って会話が成立する人たちが多い。恋人探しの人も多い。どちらかと言えばコミュ力がある人向け。
●予算:男性は5,000~6,000円 女性は2,000~3,000円
※男目線での婚活・恋活の体験記です。女性向けの記事でもあります。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。写真はイメージです。
~~~~~~ 本編 ~~~~~~
皆様こんにちは、kontarouです。
(自己紹介はこちら)
この話はオム男やさかな君、武士男からの連日の合コンの誘いに疲れてきた頃の話。
合コンの誘いを断る事が増え始めていた頃、
武士男から少し変わったラインが届いた。
武士男:おつかれさん。今度の金曜日、俺の先輩が心斎橋で飲み会するんやけど来る?合コンと違って参加者多いし、良い出会いあるかもよ?人数、少し足りないみたいやから考えてみて。
普通の合コンの誘いだと断っていたと思う。
いや、ホントは断ろうと思っていた。
今はハッキリ武士男が嫌いだから断る!
と言えるが、
言えてしまう歳になったが、
当時の私はお人好し。
頼まれたら断り切れない、
メンタル弱めのワタシであった。
万に一つは良い出会いがあるかもしれない。
合コンでないというし、行ってみることにした。
※武士男は自信満々な男であった。こういう男になれば彼女ができるのだろう、と思わせる男であった。ただ、初めて会った時から口調というか態度というか、生理的に無理な男だった。かなり後になって理由がわかるが、彼は結婚の話をしている彼女とデートをした足で、合コンに参加する男であった。罪悪感は一切ないと言い切り、曇りなき眼で彼女はいない!と合コンに参加する彼をみて、私は合コンで出会いを探すのは止めようと思ったのであった。
さて、金曜日の夕方。
やってきました心斎橋。
指定された会場は商店街から1本外れた通りのパーティー会場。
受付で参加費を支払って番号札を受け取る。
5~6人掛けのテーブルが6卓あり、
指定された番号の席に座るシステムであった。
あ!これは婚活バーティーだな。
とここで気がついた。
時間制で順番にテーブルを回る奴だと気がついた。
けして、ワンピースを着た女性やスーツを着た男性が多かったからではない。
武士男に「飲み会」「服装自由」と言われていたのに
7割の男性がスーツだったからでも、
司会の男女が正装で今時珍しい蝶ネクタイをしていたからでもない。
※TV以外で蝶ネクタイするやつ、初めて見たわ。
ちなみに私は、ゴリゴリの私服で会った。
スーツやドレスの紳士淑女の中に、
背伸びした学生が紛れ込んだような格好であった。。。
婚活パーティーらしく、
男女が向かい合って座っていく。
私の隣は同年代のさわやかな男性。
SEをしているらしい。
向いはギャル2人と影薄めの女性が1人。
ギャルとならぶと大抵の人は影が薄くなるよね。
最初はこの5人で会話をしていた。
ギャルと言っても令和でも平成でもない、
昭和のギャルだ。
昭和のギャルだったので、キャピキャピ感はなかった。
キャピキャピを使いたくなるような会話ではあった。
要は、よく覚えていない。
隣のSE君はコミュ力高めな奴だったので
場内で一番盛り上がっている風に見えていたらしいが、
私もSE君も何を話したか覚えていなかった。
だが、かなり疲れた。
HPは7割削られたと思う。
そして、次のテーブルに座った時。
私の斜め前に淡いピンクのワンピースを着た女性が現れた。
※これを書いている今になっても思うが、
後にも先にも、私に一番合う女性は彼女だったのではないかと思う。
初めは男女5人で会話をしていたハズだ。
だが、気がついたら二人きりで会話をしていた。
というよりは、
彼女がそういう雰囲気を作っていたと思う。
職業は保育士さん、
私より3歳年上、
物腰はゆったりしていて母性がある。
人の話を聞くのが上手く、
「興味深い」
「おもしろい」
といった雰囲気で聞く事ができ、
質問による話題の深堀も上手い。
知的でもあり、
理系の話やオタク領域の話になってもついてくる。
顔もスタイルも好みで、
20代で結婚していないのが不思議な女性であった。
というか、なぜ私にばかり話しかけてくるのだろう。
俺、コミュ力が上がってきてモテだしたのか?
時代が来るのか?
当時はそんなことを思っていた。
そして、
このことが私を調子に乗らせ、
縁を逃すことになる。
保育士さんからのアプローチもあり、
その場でラインを交換した私は、
後日2人きりでご飯に行くことになった。
場所はお洒落なダイニングバー。
そのカウンター席。
カウンター席になったのは偶然だったが、
やはり距離を縮めるには良い。
最初はお互いの趣味や学生時代の話をしていたが、
徐々に恋愛観やつき合うとしたら?のような話になっていった。
彼女のアプローチが上手いこともあり、
恋愛経験のないワタシでも
「このままいったらつき合うな」
と思わせる雰囲気になっていた。
次合ったら、
告白してつき合う流れになるなとわかる展開であった。
相手は保育士さん。
それも年上。包容力、母性、知性を兼ね備えている。
しかも見た目はストライクゾーンに入っている。
キスしたいと思える見た目だ。
(ここはかなり重要だよね?)
こんな女性、男性で嫌いな人は少ないのではないだろうか?
しかし、このブログのタイトルからわかる通り、
結果はNOだ。
つき合わなかった。
次は会えません。と言ってしまった。
理由はすべて私にある。
今までモテなかったヤツが急にモテると調子にのる。
もっといい出会いがあるのでは?と調子にのる。
調子にのって完全にしくじったのだ。
人生に後悔はつきものだが、
この時の後悔は10本の指には入る
(下位とは言っていない)
調子にのって何を思ったかと言われると、
言い淀んでしまう。
①もっと若くてカワイイ人がいるのでは?
➡無謀とわかっていても人生一度きり。
試してみたいという誘惑があった。
②彼女の服装が大きく変わった。
清楚系のワンピースの服装から、
TシャツGパンへ。
私がフェス好きと知って服装が変わったし、
20代でワーホリで世界中を活発に動いていたアピールがあった。
おそらく、気なる男性の好みに合わせる女性なのだと思う。
私としては嬉しい限りだ
➡しかし、コレが余計に私を調子にのらせてしまった。
私のモテ度が上がってきたと勘違いをさせてしまった。
③つきあうという事にビビった。
➡少しあった。ビビりの男を女性が落とすには、
もはや何らかの既成事実を作るしかない。
周りの力を使うしかない。
そう、彼女の落ち度は全くない。
恋愛というのはお互いに悪い点が無く
むしろ好意的なのに成立しないことがある。
ただそれだけ。
そして、この判断ミスは何年にもわたって私を後悔させ続けるのであった。
~~~結婚した今だから思う事~~~
良いと思う人じゃなくても、
無しでは無い人がいるならば関係は切るな。
とりあえずつき合ってみても良いじゃないか。
ダメなら別れるんだから。
武士男はヤバすぎるが、一理あるのだ。
人生は一度きり。
私は、もしかしたらアナタも、
真剣に出会いを探しているのだ。
付き合っていない、
もとい結婚していないなら後悔の無いように動くべきだ。
もちろん犯罪はダメだが。
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