【登場人物】
●私:kontarou(当時31歳のサラリーマン)
●アリサさん(当時27歳、薬剤師)
※観月ありささんに似ていたので、
アリサさん(仮称)です。
【会うまでの流れ】
マッチングアプリで私からイイねをして
マッチングした女性。
約2週間ほどメッセージを続け、
会話のテンポ、温度感が悪くなかったため
お茶に誘い、
お互いの都合が合った平日お昼に
カフェする事となっりました。
※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
~~~~~~ 本編 ~~~~~~
どうもkontarouです。
(自己紹介はこちら)
マッチングアプリでの婚カツ編 第1話です。
婚約破棄のショックから立ち直るために始めた
マッチングアプリ。
始めてから2週間ほどたった時の
初デートの時のお話です。
※前回の話
メッセージのやり取りをする女性が沢山いたのに、
なぜ2週間も経ったかと言いますと。
引越しやら、住民票やら免許やら。
手続きだらけで心底つかれていたからです。
不毛なつかれによる倦怠感で、
誰にも会う気がしなかったのです。
ただ、そんな事を言っていては始まらないので、
婚カツのリハビリを兼ね、
デートに慣れる(勘を取り戻す)ための
練習を兼ね、
予定の合いそうな女性に順番に声をかけていき、
最初に会う事となったのが
「薬剤師のアリサさん」
でした。
当時の私「最初が薬剤師さんとか、ちょっと緊張するわ。年収とかハイスぺやし。」
※私の自己紹介文は↑にある
”前回の話”を見てもらうとして、
年収は400万円以下で登録してました。
今の私「大丈夫。今回は失敗するけれど、次のチャンスはがっつり掴むから!」
当時の私「え!? いきなりネタバレか?」
初夏の平日、13時すぎ。
大阪梅田にて。
アリサさんがお昼前の集合は難しいとの事で、
ランチタイムをずらした13時に駅前で待ち合わせをしていました。
大阪駅近辺で、
雰囲気の良さそうなカフェ、ランチのお店を事前に数件、
ラインでアリサさんに提案しており、
その中で気になるというお店に行く事になっていました。
※デートでよく使われる人気店。
この日が初訪問でしたが、その後もよく使わせてもらいました。
アリサさん「あの?もしかしてkontarouさんですか?」
私「はい、そうです。もしかしてアリサさんですか?」
アリサさん「はい。少し遅れてしまってすみません。」
私「いえ、ぜんぜん。少し並ぶかもしれないので、取り合えずお店に行きましょうか。」
アプリでの出会いは、写真と本人が全然ちがう”写真詐欺”があるが、
アリサさんは写真どおりの美人さんだった。
※若かりし頃の観月ありささんに似ていました。
お店につくと2組の待ちがあったが、
15分ほど待って中に入る事ができました。
私「あ~生き返る。涼しいところバンザイ!」
アリサさん「暑かったですよね。あ、ココ。カワイイ器が並んでる。」
私「ホントですね。そういえば陶芸教室もやってると書いてましたね。」
アリサさん「へぇ~。ちょっと興味あるかも。」
私「今度行ってみます?笑。それより、何か頼みましょう。お腹すきました。」
アリサさん「そうですね。」
このカフェの面白いところは、
飲み物のカップを自分で選ぶことができるところです。
ラテアートも可愛く、私のお気に入りです。
他にもカップで運勢を占う?ラテアートで占う?だったか、
占い的な要素もあるみたいで、
会話のネタとしても有能です。
この日はすでにランチが終わってしまっており、
一番お昼ご飯に近いものという事で、
2人でサンドイッチとスイーツのセットを頼みました。
私「お誘いするのが遅くなってすみません。最近バタバタしてまして。」
アリサさん「大丈夫ですよ。同棲してた彼女と別れて引っ越してたんですよね?もう落ち着きました?」
私「ええ、何とか。不毛な活動に気力をもっていかれていましたが、復活しました!」
※なぜアリサさんが知ってるかって?
ラインでそんな話をしたような。しなかったような。
はい、認めます。
誰かに話を聞いて欲しくて話しました。
良くないとはわかってたんだよ。失敗したと思ってるよ。
アリサさん「元カノさんの事、吹っ切れたんですか?最近の事ですよね?」
うっ、いきなり直球な質問だな。
まだサンドイッチを2口食べただけだぞ。
私「ええ。最後は相手の浮気みたいな感じで別れましたから。もう何も感じません。。ドライすぎますかね?」
吹っ切れているが、こういう場合はどう返せば良いのだろう。
キツイもの言いだと高圧的に見えるだろうし、
ハッキリ言わないと未練がましく見えるだろうし。
アリサさん「すごいですね、私はすぐに立ち直れないなぁ。」
マズイな。
マズイ流れだ。
話題を変えないと。
私「そういえば!私、アプリで会うのは初めてなんですが、アリサさんは他の方と会われました?凄くキレイだからライバルが多いだろうな~って。。。」
何言ってんだオレ。
墓穴を掘ってどうするんだ。
アリサさん「私もぜんぜんですよ。。。」
そりゃ、そう答えますよね。
アリサさん「あの、実は私。」
私「はい!何でしょう?」
アリサさん「実は今の仕事に悩んでいて。」
悩んでいて?
悩んでいるから専業主婦になりたい的な?
イイでしょう。受け止めましょう!
(ムリだけど。)
アリサさん「田舎に帰ろうかと思っているんです。」
私「イナカ???ああ、田舎?」
予想外でした。
結婚観の話とかもしていたような気がしますが、
マッチングアプリであった相手にアンタ、
いきなりそんな話するかいな?
(人の事を言えない)
※でも、婚活・恋活アルアルです。
私「どうしてまた?」
アリサさん「最近、仕事に疲れてしまって。のんびりしたくなったんです。」
私「仕事、大変そうですもんね。いなか、、実家って遠いんですか?」
アリサさん「三重です。」
おお、それは遠いですね。
私「なるほど。実家から通うのは負担が大きそうですね。」
アリサさん「そうなんです。実は、退職するのはもう決めてて。」
私「え、そうなんですか?退職届も出しちゃってる感じですか?」
アリサさん「まだなんですけど、今月中には出そうかなと。」
私「そうなんですね。悩みを聞いて楽になるならと思いましたが、そんな次元じゃないんですね。」
アリサさん「すみません。」
ホントだよ。
告ってないのに、フラれた気分だよ。
悩みの相談なら、何とかなるうちに言ってくれよ。
私「そっかー。もしつき合ったとして、遠距離恋愛になるわけだ。って、そんな気分じゃないですね。」
アリサさん「はい。」
はい。って、正直すぎるわ。
ウソつきや意地悪な人よりは良いけれど。
私「ちなみに、何がそんなに嫌だったんですか?」
アリサさん「仕事が忙しすぎるのと、一人で過ごすことが多くて寂しいのと。。やっぱり人間関係ですかね?」
私「職場の雰囲気が険悪とか?」
アリサさん「というよりは、大変なお客さんがいたりして。それに疲れました。」
私「ああ、それは分かる気がする。」
私も客商売をしている。
無茶苦茶な事をいうお客さんから受けるストレスの深刻さは想像できます。
アリサさん「はい、そんな感じです。笑」
私「すごく気になってる事、聞いていいですか?」
アリサさん「なんですか?」
私「私と。というか、つき合う気って、たぶん無かったですよね?何で今日会おうと思ったんですか?」
アリサさん「ですよね。すみません。」
「kontarouさんって、話すと面白いし、優しそうだし。アプリも辞めるつもりなので、その前に会ってみたいなって。お店も素敵だったし。」
なんだよそれ。
褒められてるのか、舐められてるのか、どっちなんだよ。
そういうのは、愛の告白をする前フリに使ってくれよ。
泣いてしまうぞ。
私「この流れで言われても嬉しくないです。つき合わないなら悲しいだけです。」
アリサさん「和歌山に毎日、会いにきてくれますか?」
私「つき合えるなら余裕です。ウソです、すみません。」
アリサさん「ですよね。笑」
私「お悩み相談、満足ですか?まだ聞きますか?」
アリサさん「あ、じゃあ元カノ話を聞いても」
私「お悩み相談ちゃいますやん。」
マッチングアプリでの最初のデートは、
こんな感じで終わりました。
当時の私「貴重な時間と、奢ったランチ代、返してって思った。」
今の私「ホントにね!でも、この経験が生かされる日が来るのだ。。すみませんでした!」
当時の私「何に謝ってんの???」
ー第50話に続くー
余談です。
ブラックな労働環境の業界は多々ありますが、
薬剤師さんもブラック寄りな労働環境の方が多いようです。
アプリでマッチして脈ありでも、
月に数度しか連絡がつかない、、、なんて方もいます。
※薬剤は日々誕生しますので、
その勉強や学会への参加などで多忙のようです。
なので、
メッセージの頻度が遅くても、
やり取りが続いている場合は関係を切らないのも吉です。
第50話はこちら