国際恋愛”呉さん編”の第3話です。
※前回の話はこちら
※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
呉さんは、台湾人である。
日本好きな生粋の台湾人である。
そして私は生粋の関西人である。
この話は、
関西人と台湾人の話しである。
前回の話しの通り、
上野駅で待ち合わせし、
アメ横をブラブラし、
お昼ご飯を食べ、
スカイツリーに行った話である。
ところで、どうでしょう?
日本人のみなさん。
マッチングアプリで出会った男女が2人。
友達とは言え、男女が2人。
お会計って、どうされます?
正直、どうされます?
呉さんの場合はこうでした。
※呉さんのコメントは、
カタコト日本語として読んで下さい。
多少、誇張するくらいが丁度良いです。
ケース①「アメ横」のお土産屋にて。
呉さん「これ、面白いね。」
私「へ~、面白いね。初めましての記念にプレゼントしますよ。」
呉さん「いらないね。欲しかったら自分で買うよ。」
私「あ、そう。」
まぁ、要らないものを貰っても邪魔だし。
そらそうでしょう。
ケース②「お昼の牛タン屋」にて
私「好きなの頼んでよ。時間つくってもらったし、流石にここは奢らせてもらうよ。」
呉さん「いらないね。自分のお金で、食べたいのもの食べるよ。」
私「あ、そう。」
割り勘でも無いんだ。
すごい意思を感じる。
過去に何かあったのか?
引き下がったと見せかけて
会計にて。
呉さんの目を盗んでレジに向かう。
私「まとめて会計をお願いします。」
店員さん「はい。合計は・・円になります。」
しれっと先に払ってみた。
呉さん「なんで!?。ワタシ、自分で払うって言ったね。」
お店を出た後、呉さんに凄く怒られた。
怒られて、多めにお金を渡された。
私「いや、さすがに多くは貰えないからおつりは返すよ。」
両替するためにコンビニに走る事になった。
ここまで徹底している女性って
日本人だと珍しくないですか?
やはり、過去に何かあったのだろうか?
ケース③「スカイツリー」にて
呉さん「はい、コレ。入場料ね。おつりは取っていていいよ。」
私「いや、男前がすぎるって。ちゃんとおつり返すから。」
もはや、こちらが奢られそうになっていた。
おっと、名誉のために言うが
呉さんに嫌われているわけでは無い。
友好関係は良好だ。
なんなら、
スカイツリーの麓に出没しがちな
「お二人さん観光かい?お似合いだから写真撮ってあげるよ~」
という胡散臭いオジサンに
ツーショットを撮ってもらうくらい仲は良い。
※金銭要求は無かった。日本人は良心的だ。
私「呉さん、頑なに拒むね。台湾だと奢る文化ってないの?」
呉さん「ん~そうね。人によるね。私はノーなだけよ。」
どうやら、台湾文化というわけでは無いらしい。
私「過去にトラウマがあるとか?」
呉さん「別にないよ。日本女性みたいにカワイイ女じゃないだけね。」
たしかに。
呉さんはどちらかと言えば「カッコいい」
この日のファッションも
ショートパンツにYシャツ1枚。
加えてサングラス。
※35℃超えの残暑きびしい一日だった。
モデルのスタイル、着こなしで、
颯爽と歩く。
全身からみなぎる”自信”
そして会話の途中に挟まる
”舌打ち”
結構な頻度ではさむ”舌打ち”
むしろイカつい。
※舌打ちは大陸の文化。よく見かけます。
私「へ~。え、じゃあ彼氏と付き合ってる時も完全に割り勘なの?」
呉さん「それは無いね。彼氏がおごるのは当然ね。」
なるほど、そこは当然なのか。
。。。と、長くなりそうなので
次回に続きます。
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