どうもkontarouです。
呉さん編の第9話です。
(初めから見たい人はこちら)
※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
まず初めに
現実って難しいですね。
そして、
漫画みたいな展開って
あるんですね。
前話での告白の後、
呉さんからの返事は無いまま
数週間の時が経ち、
ある日のラインにて
「ああ、返事するのを忘れていたか。もう付き合ってますよ。」
の一言にて
カップル成立となった私達。
浮かれていたのもつかの間
あの日がやって来ました。
あの”ダイヤモンド・プリンセス号”
あの”コロナウイルス”
がやって来ました。
※詳しくはこのサイトを見てください

皆さまどうでしょう?
当時どう思っていました?
また新しい病気が流行ってるのか~
渡航規制しないと感染拡大するな~
SARSの時みたいに広がるのかな~
まぁ、そのうち治まるでしょう!!
なんて思っていた方も多いのでは??
私たちの事情は違いました。
年明けすぐに、
こんな会話をしていました。
呉さん「大変ですね。SARSの時みたいなウイルスが広がり始めてますね。」
私「そうなんだ。感染しないように気をつけないといけないね!」
呉さん「何を言ってますか、SARSですよ!大問題よ!」
私「え?SARSでしょ?大流行したけど、すぐにおさまったじゃん?」
呉さん「ああ、日本人だとそうですね。。。台湾は、中国から目の敵にされてますね。当時、治療薬や物資を全て止められたので地獄だったよ。国家の一大事だったよ。」
私「え!?そうなの?マジでヤバいな。」
呉さん「そうよ、こっちは大騒ぎですよ。そのうちロックダウン(封鎖)が入ると思うね。飛行機も船も、近いうちに入国禁止になりますよ。」
私「じゃあ、しばらく会えなくなるかもしれないから会いに行くわ。」
呉さん「なにを言ってますか!悪いですけど、万が一konがウイルスを持ってきたらどうなりますか?父も母も高齢ね。台湾には薬の一切がないよ?感染ったら終わりよ。ヤメテね。」
日本はホントに平和だったようです。
パンデミック時に中国では
台湾統一のチャンスと捉え
そんな事をしていたようです。
海外からの医療支援や
治療薬の一切が届かないよう
あの手この手を尽くしたそうです。
そして
今回も同じことをするそうです。
付き合ってすぐに渡航禁止!?
当時の私は半信半疑でした。
ただ、
ダイヤモンド・プリンセス号の
ニュースをみて、
渡航禁止はすぐに始まると
そう確信しました。
私「やっぱり会えなくな気がするので、今すぐ会いに行くわ。」
呉さん「何度も言うけどダメよ。」
私「わかってる。でも、前回の事調べたら1年くらいは国境封鎖する可能性があるんでしょ?だったら顔だけでも見に行きたい。」
※まさか3年ちかくも封鎖されるとは思わなんだ。
呉さん「。。。会うだけですよ。顔見たら帰りますね?」
私「正直1~2泊はしたい。前回行けてない観光地もあるし、個人的に見て回るのは許して欲しい。」
そんな感じで、
ダイヤモンド・プリンセス号で
コロナ感染のニュースが出た
その3日後には台湾に旅立ちました。
台湾に到着後は例のごとく
呉さんにエスコートされて移動。
台湾デート・観光。
とはならず。
3日かけて親族や友人たちとの
会食三昧。
ひたすら呉さんに連れられて
関係各所を回って行きました。
※感染対策はどうしたよ。
私「呉さん~オレ、呉さんに会いに来たんだけど。デートしに来たんですけど。2人きりでどこか行こうよ。」
呉さん「何言ってますか?2人で移動してるよ。それに、今を逃すと皆に紹介できないよ。それは失礼な事ですよ。」
私「それはそうだけど。なんだかな~。夜市行きたいな~。故宮博物院や西門に行きたいな~」
呉さん「西門?何が良いね?若者の街よ、治安も良くないですね。観光客が喜ぶだけですよ。」
私「オレ、観光客でもあるんだけどな~。」
呉さん「次に来た時に行けば良いね。」
私「次きたときも皆に挨拶して終わる気がする!オレの予感は的中する!」
呉さん「そんなこと無いね。」
日×台カップルのYOUTUBEで
勉強していたが、
コレはあるあるの展開です。
カップルになったあと
一度も観光していない。
いつも親族・友人と食事のみ。
と言うのはあるあるらしいです。
※観光したいなら、黙って入国するしか無いそう。
2度目の海外は
こんな感じで過ぎていきました。
この2~3週間後には
外国籍の入国禁止が決まったため
本当にここで会っておいて
良かったと思いました。
※ここから約3年、封鎖したままになります。
前の話(68話)はこちら