※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
●使ったツール:相席屋
●エリアと時期:大阪・梅田、春
●参加者の特徴:20代~40代
●マッチした相手:なし
●オススメ度:★☆☆☆☆
※コロナ前はタダ飯狙いが多かった。
ただしアタリ回もある(詳しくは次話へ)
こちらの評価は★3です
~~~~~~ 本編 ~~~~~~
こんにちは、kontarouです。
(自己紹介はこちら)
今回の話は”相席屋”で出会いを探した時の話です。
会社の元同僚と4人で行った時の
”ほぼ”実話です。
前話にて、
オム男のお茶会(↓の話)を終えたすぐあと。
私はアラ君、コマ君、そしてもう一人(バンド君)
と4人でご飯を食べていました。
※バンド君も会社の元同僚です。
退職してバンドマンになりました。
※アラ君、コマ君ってこんな人。
年始の婚カツパーティーから数カ月の間に、
4人とも会社を退職しており、
この日は近況報告をかねて、
居酒屋でご飯を食べていました。
各々の仕事の話をしたり、
これからの事を話したり。
私は笑い話として昼間のお茶会の話をしました。
(フッた女性がいるお茶会。地獄なのでネタにして供養しました)
その話から、
各自の恋愛話になり、
現在4人ともフリーであると判明して。
お酒の勢いもあって、
再び出会い探しの話になりました。
コマ君「近くに相席屋あるの知ってます?みんなで行きません?」
※現在は閉店してますが、昔は大阪梅田にもありました。
アラ君「知ってる!行ったことは無いけど、俺も気になっててん。どこにあるの?」
コマ君「場所しらべますね。でも、4人で同席は無理らしいので、2:2で別れて入ることになるかもしれないです。」
アラ君「え、そうなんや。。。というか、めっちゃ詳しいやん。」
バンド君「それやったら2:2で入って、どっちかが上手くいったら別の場所で飲み直すってのはどう?」
アラ君「それでいこう!」
私「・・・(生暖かく見守ってます)」
年末と同じで、
こんな感じで話が秒で決まりました。
私がした”オム男”の話しをキッカケに
急に決まっていく話。
驚きと緊張と不安と疲れ
(連戦ですぜアンタ。心の準備ができてない)
がいっぱいではありましたが、
流れに身を任せることにしたました。
だって、人生に勢いって大事だから。
ここで断るとカッコ悪い気がしたから。
ビールを1~2杯飲んだだけの我々は、
相席屋に突撃することとなりました。
(でも、お酒の場の出会いって苦手なんだよな)
時刻は19:30、
相席屋の入り口前。
お店の前には男性二組の待ちがありました。
「土日の待ちは当たり前、今日は少ない方」
と並んでいたお兄さんたちが教えてくれました。
(4~5組待ち、1時間待ちも普通だそう)
本当にラッキーだったらしく、
20分くらい待ったのちに店内に入れました。
※店員さんからもラッキーですねと言われました。
やはり2:2に分かれて入店する事になり、
アラ君&コマ君は1階席、
私とバンド君は2階席に行くこととなりました。
人生初めての相席屋
私「どんな人がいるんだろうね」
バンド君「オレらツイてるし、アイツらよりイイ子に会えるって!」
などと話しながら席に向かう。
緊張でドキドキしながら
女性のいる席に案内される。
私「こんばんは~!」
バンド君「お疲れ様です!!」
・・・
ん~?
え~、、、
あれ、店間違えたかな?
見た目40歳前後、
我々より明らかに10歳くらい年上の
お姉さま2人組の席に案内された。
(おい、ラッキーって言ったヤツ今すぐでてこい。責任とってもらおうじゃあないか。)
このお姉さまがた、
すでにかなり食べた後のようで。
スマホをずっとイジっています。
我々の方を見る事もなく、
我々の挨拶に完全無視を決め込んでいる。
(おい、じゃあ帰れよ。タダ飯食ったなら帰れよ)
人として終わってる~と感じました。
”相席屋 やばい”
のパターンに当たりました。
※コロナ前の相席居酒屋はどの店舗も似た感じ、
性格のぶっ壊れた人が多かったです。
そして、
バンド君から速攻でラインが来ます。
「テキトーに流してチェンジしよ!」
と。
バンド君もこの二人に気分を害したのだろう。
マジでテキトーに流し始めた。
バンド君「ルネッサ~ンス!俺、カエルって言います。お二人とも美人ですね~なんてお呼びしたらいいですか?ゲロゲロ~」
お姉1「え~。おもしろくない。そっちのアンタ、自己紹介しなさいよ。面白かったら名前教えてあげる。」
すごい上から目線、
この人キライだわ~。
ってかバンド君、いま「帰る」って言わなかった?
ワタシ「わたし、パンダと申します。主食は笹でーす。ニャ~オ!」
たしか、
こんなことを言った気がする。
一瞬、場が凍った気がします。
「ササくれたら懐くヨ~中国4000年ヨ~」
くらい言えれば良かったのか?
当時の私に、そんな芸当を求められても困ります。
(いや、真面目君がこんなこと言ったらホラーだな。。)
お姉1「。。。」
お姉2「ちょっと、スベってんじゃん。私はちょうちょでーす。」
どうやら、お姉2には人のココロがありました。
(良かった。トラウマにならずにすみました)
それにしてもお姉1よ、
何か喋れよ。
奥手のワタシが委縮してるじゃあないか。
(愛想ない人って怖いよね~威圧感出すもんね~)
このサイアクな空気に飲まれているワタシを横に、
お姉2の反応をみて気が変わったのか、
バンド君は果敢に話しかけます。
お姉2は時々反応を示しますが、
お姉1の態度が悪すぎて沈黙に戻ります。
こうして着席から15分くらいすぎて、
ふたたびバンド君からラインが来ます。
「ごはん取りに行くフリして出よう。」
「ムダに頑張りすぎた。すまん」
と。
よしきた!
ご飯を取りに行くフリをして退席し
店員に話しかけます。
「すみません、相席の女性がずっと無視して会話にならないのでチェンジできませんか。」
チェンジの要請を出します。
しかし、
「すみません、短時間でのチェンジはできません。それに現在満席なので、いつチェンジできるかもわかりません。」
満席で案内できる席が無いとの事。
(なに、そのシステム?)
男性はどんな事情があれ、
時間制でお金を取られるので、
あの席に戻るより入場料を捨てる方が良くない?
バンド君と話し合って、
店を出て食べ直すことにしました。
(時間制って、キャバクラかよ)
バンド君「いや~キツかったな。あの見た目で性格悪いとか、何の罰ゲームだよ。」
私「めっちゃ言うやん。でも同感やわ。相席屋はもうエエかな。」
相席屋のハズレって、
ホントにヤバいです。
二度と行きたく無くなります。
店員やシステムがちゃんとしているお店以外には、
行かない方がイイです。
私「そういや、コマ君に送ったライン返ってこないな。まだ頑張ってるんかな?」
バンド君「あの2人、もの好きだからな~。メッチャ頑張ってるんやで。笑」
この時のワタシ達は、
アラ君とコマ君を舐めていた。
彼らの幸運値のパラメーターを見落としていた。
”女好き”という生き物の底力を、
つくづく思い知らされるのであった。
(つづく)
~~~結婚した今だから思う事~~~
相席屋居酒屋より、
婚活パーティーや街コンの方が、
まともな人と話せる気がします。
酔ってないせいか、目的の違いか。
次の話もあるし、
相席屋を否定する気はないですが、
行くなら口コミをちゃんと調べて、
納得してから行った方が良いです。
相席屋というより、
素人キャバクラ。
キャバクラみたいなお店。
私にはそんな印象でした。
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