【登場人物】
●私 :kontarou(当時29歳のサラリーマン)
●彼女:ミナモさん(当時28歳、福祉系勤務)
【この話の概要】
●エリアと時期:神戸・12月の初旬ごろ
●デートコース:
ランチ~Umie~ルミナリエ~晩ご飯~(???)
時間がない人向け
『この話の結論』
・・・
奥手男子に告白させるには
告白する流れをコチラが作りましょう!
”直球アプローチ”と”か弱さ”がカギ!
です。
※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
~~~~~~ 本編 ~~~~~~
ごきげんよう、kontarouです。
(自己紹介はこちら)
前々回から続くミナモさん編。
今回の話は、
告白するキッカケの話です。
※↓前回の話です
前回のデートの後、
何度かデートを重ねての今日。
何度目かのデートを重ねての今日。
のお話です。
当時の私「え?3度目のデートで告白しなかったんか?」
今の私「ん-。そういうジンクスに縛られるのは良くないよ。大事なのはそこじゃない。」
そこじゃないんです。
ちなみに、
前回の後のデートを
ダイジェストでまとめるとこんな感じ。
とある格安イタリアンチェーン店にて、
ミナモ「わたし、家事は得意なのでkontarouさんは安心して働いてください。」
などと専業主婦アピールを受けてみたり。
とある複合型ショッピングモールにて、
ミナモ「わたし、けっこう節約上手なんですよ。家で野菜を育ててたりします。」
などと専業主婦アピールを受けてみたり。
当時の私「つき合う前に結婚の話になってない?」
今の私「だよね~。でも、油断はできない。」
なぜって?
それは私は奥手系手男子だからです。
この程度の状況では
脈ありか、脈無しかは判断しません!
(いや、大丈夫だろ。もう少し自信もてよ。)
告白するにはもっと確信が必要だ!
とグズグズしていた私は
とりあえず冬デートの定番
にミナモさんを誘い今日に至りました。
(いや、来てくれる時点でOKじゃない?)
※コロナ以前は年末に実施されていました。
※他サイト様の情報です。こんなところです。
2025年は1月24日~2月2日に開催予定だそうです。
「その日はお昼から会えます!お昼も食べませんんか?」
とのミナモさんのお誘いがあり、
この日はお昼を食べて、
Umieでぶらぶらしてから、
ルミナリエに向かいました。
私「ボク、ルミナリエなんて小学生ぶりやから楽しみやわ。。。ってすごい行列やな。2駅手前まで並んでるやん。」
ミナモ「人混みがすごいですね。kontarouさん、こっちからショートカットしましょう。」
私「え、そんなんあるの?」
ミナモさんは地元民で裏道に詳しく、
イベント開始40分後には会場入りできました。
じつに頼もしい。
私「わ~!カワイイ!見てあのお店。クマのぬいぐるみいっぱいあるで!あ、あっちにはなんかヨーロピアンなお店もあるやん!周辺が真っ暗やから雰囲気メッチャええな~。」
ミナモ「会場はまだ先なのに楽しそうですね。あ、確かにあのお店は良い雰囲気ですね。」
私「せやろ~。カワイイよな~。」
ミナモ「せやろ~って、お爺ちゃんみたい。オモシロいですね。」
私「うちの会社、ジジイばっかりやからな。すまんのぅ。。って会場が見えてきたで!」
※入口はこんな感じでした
ミナモ「写真を撮ってる人がいっぱいで、なかなか進みませんね。。」
私「僕らも写真をいっぱい撮ろ!きれいな映え写真撮ってあげる!」
ミナモ「いえ、大丈夫です。撮ってあげましょうか?」
私「え~、良いんですか?じゃあ、お言葉に甘えて。ゴゴゴゴゴ!!」
ミナモ「いや、それジョルノ・ジョバーナですよね?笑 じゃあ、私も!」
私「そう来なくっちゃ。そこに痺れる憧れる~」
こんな感じで
ワイワイしながら会場内を一周して。
私「あ!わたあめ売ってるよ。食べる?」
ミナモ「牛串か焼きそばが食べたいです。」
屋台も一通り回って。
30分くらいブラブラしたのち
晩御飯を食べに行くこととなりました。
※コロナ前はスケールがデカかったが人混みのスケールもデカかった。
当時の私「今思い返すと、どっちが女子か分からんな。」
今の私「言わないでくれ。女性と付き合えない日々を過ごした結果、自分が女性っぽくなったとか。聞いていて悲しくてなる。」
当時の私「なにも言ってませんけど。何その悲しい誕生秘話。」
ルミナリエ周辺は人混みがホントに凄く、
三ノ宮駅の「ミント神戸」まで戻ってきて
晩御飯を食べました。
※こんなところ。
そしてこの後、
事件は起こりました。
ご飯の後にお茶をしようと思っていた、
お気に入りのコーヒー店が閉店していて。
私「え!?お気に入りだったのに閉店しちゃってる。。すみません。」
ミナモ「残念です。この後どうしましょうか?」
私「ん-、時間も時間ですし帰りますか?」
時間は22時のすこし前だったと思います。
ミナモ「そうですね。。。ちょっとお手洗いに行っていいですか?」
私「ええ、どうぞ。」
トイレの前でスマホを眺めながら
ミナモさんを待ちます。
この日のワタシは告白しようとか、
そんなことは考えてませんでした。
今までの経験で、
焦るとロクなことが無かったので、
何なら最後まで告白しないでおこう。
そんな気持ちでいました。
“クイッ”
ふいにコートの肘が引っ張られました。
ビックリして振り返ると、
ミナモさんがうつむき加減で
私の肘もとを引っ張っています。
ミナモ「…帰っちゃうんですか?」
私「??!」
凄い言葉が聞こえたような?
アニメかドラマでしか聞かないセリフが。
私「えっと、時間も時間だし。どこか行きたいところありますか?」
ミナモ「…」
言いたいことは分かっている。
「このまま返す気か?」
ってことだよね。
ただ、
どうすれば良いかは.わからない。
いや、ムリだ。
今日はムリ。
うん、やはり今日は帰ろう。
告白は次だ。
そんな事を考えていると、
ミナモ「ぅぅっ。。」
ミナモさんが急に地べたに
うずくまってしまった。
私「!!!大丈夫ですか?」
ミナモ「ちょっとムリかも。」
私「救急車、呼びましょうか?」
ミナモ「そこまでじゃないです。いつもの事なんで、しばらくしたら治まると思います。」
後から知ったが
ミナモさんは生理が重めでした。
が、当時の私はそんなことは知らず。
人生で初めて見る事態に狼狽えて
ただ立ち尽くしていました。
そして暫く待ちましたが。
ん---。
ぜっんぜん、治まらない。
ミナモさんは
うずくまったままです。
私「やっぱり救急車、呼びましょうか?」
ミナモ「大丈夫です。ちらっ。」
私「お金出すんで、タクシー呼びましょうか?」
ミナモ「大丈夫です。電車で帰ります。ちらっ。」
私「駅から家まで近いんですか?駅まで背負うんで、行きますか?」
ミナモ「大丈夫です。自分で歩きます。ぅぅっ。ちらっ。」
なんだろう、
さっきからチラチラ見られてる気がする。
何かをすっごく待っている気がする。
(何を待っているかは分かっている)
このままでは埒があかない。
これはおそらくお膳立てだ。
勘違いではない。
勇気をだして私はこう言いました。
私「家まで送るんで、タクシー呼びますね?」
ミナモ「うん。」
どうやら正解だったようです。
(お膳立て頂きありがとう)
この後の流れは非常にスムーズ。
ミナモさんは私の肘元を掴んだまま
家路へと向かいました。
※イメージ写真です。
あぁ、メンドクサイ。。。
(オマエもな)
でもカワイイ。頼られて嬉しい。
(そうだな)
ドキドキする気持ち、
この人を守らないとという気持ち、
そして若干のムラムラ。
彼女を家まで送り届けることになりました。
当時の私「これってさ。そういう事だよね?」
今の私「私との関係をハッキリせぇ!という事でしょう。」
当時の私「ハッキリしないでゴメンよ。」
そして、
私の求めていた”確信”は
タクシーの中で得られました。
つらそうなミナモさんを支えようと、
彼女の手のに私の手を添えて
「大丈夫。大丈夫。」
と言っていたら。
手を握ってきたのです。
(恋人つなぎで)
たぶん、この時だと思います。
”私がこの人を守らないと”
そう思ったのは。
山道を20分ほど走った後、
ようやく自宅に到着し、
ミナモさんをベッドに寝かせて、
お湯を用意して、
一息ついてスマホ検索をする。
現在の時刻は23時ちょっと前。
終電まであと15分しかないらしい。
このままだとお泊り確定という時間。
えーっと、ココから駅まで、、、
徒歩20分だと!!!
タクシーの中で気づいてはいたが、
ミナモさんの家はかなりの山中にありました。
(帰さない計算もしていたなら、ミナモさんスゲェわ。)
※イメージ写真
告白もしていないのに、
泊ってしまうのか?
一線超えてしまうのか?
当時の私「帰らねば。今すぐ帰らねば。」
今の私「そうなんだけどさ。お手てがね、不自由なのよ。」
私のお手ては、ミナモさんが握っている。
握らないと”うめく”ので握っている。
私「落ち着いた?他にしてほしい事ある?そろそろ終電がヤバくて。」
ミナモ「大丈夫です。。。帰っちゃうの?明日仕事ですか?」
手が離れない。
私「はい。。。実は明日はちょっと仕事があって。」
手が離れた。
ごめんね、嘘だよ。
私「また連絡します。カギ、玄関の郵便受けに入れときますね。」
ミナモ「気をつけてね。」
え~、
ココからは全力でダッシュしました。
※アラサーが久々にダッシュしたので、
1週間は筋肉痛が治りませんでした。
~次回に続く~
・・・
え?
お終いじゃねぇよって?
つき合う話じゃないのかよって?
はい。
次のデートでちゃんと告白してつき合いました。
ちゃんと段階を踏んで、
関係を進めていきましたよ。
当時の私「次に会って告白したとき、あそこで帰るのはヒドイって言われました。」
今の私「どう考えてもわかるだろ!という類の事は言われたね。」
当時の私「でも、ちゃんとする前に手を出す男になりたく無かったんだよね。」
今の私「うん。キミはそういう男だな。良いヤツだぞ。そして、未来のボクにグサッと刺さるものがあるから、あまりカッコイイことばかり言わないでね。」
こんな事がありまして、
私はミナモさん(初カノ)と
つきあうことになりました。
これだけハッキリしない男に告白させるのは
さぞかし大変だったでしょう。
(えらいぞ、ミナモさん)
ということで、
非モテアラサー男子の婚活体験記の
第一幕
”①恋愛経験ゼロ時代”
はこれにて終了です。
次回からは第二幕のスタートです。
ようやく婚活ブログっぽくなってきますが、
果たして私の記憶がどこまで残っているか??
いったいkontarouは
いつ、
だれと、
結婚するのか?
ホントに結婚できたのか??
こうご期待です。
第43話はこちら