【登場人物】
●私:kontarou(当時32歳のサラリーマン)
●浜辺さん(当時29歳、眼科の受付さん)
※プロフ写真は ぼる塾のスリムな田辺さん
実物は、浜辺美波さん似のカワイイ女性
【前回の話は↓を見てください】
※男目線での婚活・恋活の体験記です。
誹謗中傷・ご意見はご遠慮ください。
~~~~~~ 本編 ~~~~~~
どうもkontarouです。
(自己紹介はこちら)
マッチングアプリでの婚カツ編 第5話。
浜辺さん編 第2話です。
映画に行って、カフェして、肉バルに行った話です。
当時の私「待ってました浜辺さん。私の初恋、浜辺さん。」
今の私「キミの初恋、ずいぶんと遅かったんやな。」
週末の午後14時
大阪ステーションシネマ前。
私たちは待ち合わせをしていました。
見に行った映画は、
某クモ男が活躍するアクション映画。
私が好きな映画の新作が公開されていると知り、
浜辺さんをダメもとで誘ってみたら、
「流行ってる映画ですよね?私も見てみたいです。」
とOKを頂いて見に行くこととなりました。
※初代と2代目スパイダーマンは全作見ていましたが、
3代目のトム・ホランド版は初鑑賞でした。
シリーズ2作目だと思って見に行ったのに
まさかの23作品目だったとは。。。
浜辺さん「映画って久しぶりなので楽しみです。」
私「私もです。シリーズ2作目っぽいのでアレですが、きっと面白いと思いますよ!」
※23作目です。クモ男さんの出演作でみても5作目です。
浜辺さん「へ~、そうなんですね。」
私「おととい1作目を地上波でやっていて少し見たんですが、1話完結っぽいのでコレだけ見ても楽しめると思いますよ。」
※4作目です。しかも、今作は完結しません。思いっきり次回に続きます。
浜辺さん「ホントですか?じゃあ期待してます。」
私「はい。主人公が明るいヤツっぽいので、明るく前向きになると思いますよ!」
浜辺さん「テキトーですね笑」
私「いや、大事ですよ!テキトーも、明るさも、」
浜辺さん「それより、早く飲み物を買いましょう。」
そうですね。
無駄話をしていたら、上映時間に遅れてしまいます。
ジュースとポップコーンを買って
シアターに向かいました。
・・・映画鑑賞中・・・
※トム・ホランド版は過去作と比べて
友情・恋愛・お笑いが明るい感じです。
ネッド、マジで友達に欲しい。
戦闘シーンもアクションだけでなく、
SFと何なら魔法も交じっていて見ごたえ抜群です。
(魔法戦があるのは次作のストレンジが出る方です)
そして2時間後。
近場のカフェにて。
私「いや~、面白かった!ピーが、ピーだと思ったら、ピーだったところとか!」
※ピーは、ネタバレ防止のモザイク音です。
浜辺さん「すごかったですね。」
私「でも、1作目を見てないせいか、全然わからない部分もありましたね!」
浜辺さん「そうですね。」
浜辺さんのテンションが無い(高くも低くもない。)
私「もしかして、面白くなかったですか?」
浜辺さん「いえ。内容の半分くらいがわからなくて。ずっと”???”って感じでした。」
MCUシリーズ(アベンジャーズ)の23作目にあたるので、
初見だと本当にこんな感じになります。
ましてや、スパイダーマン自体が初見だと「???」だらけになるでしょう。
(1作前だと、ほぼ単体作品なので「???」とならずに楽しめると思います。)
浜辺さん「konさんは楽しめましたか?」
私「そうですね。楽しかったんですが、もっと予習が必要だったと思いました。というか、アレを理解するためにはアベンジャーズを全部見ないといけないのか???」
浜辺さん「何作品くらいあるんですか?」
私「ニワカなので知らないのですが、10~20作品くらいあるのかな?」
浜辺さん「あっ、そんなにあるんですか。。。」
私「あ~~いろいろ気になる!最後の眼帯の人、アレはだれだ???」
浜辺さん「私が知りたいです!責任をもって説明して下さい!」
なるほど、ごもっとも。
ん~。
私「アレじゃないかな?味方っぽい感じで出てたけど、実はアイツが裏切り者でラスボス的な?」
残念、全くのハズレです。
浜辺さん「へ~、それで?」
私「次回作で正体を明かしてラストバトル的な?」
浜辺さん「次回が最終回なんですか?」
私「ごめんなさい。テキトーです。会社のアベンジャーズマニアに聞きます。」
浜辺さん「わかりました。後でかならず報告してくださいね。」
いや、ホントに大失敗をした。
知り合って間もない人を映画に誘う時は、
ちゃんと予習復習をしてから見に行かないとダメですね!
※この数年後になりますが、
サブスクに入って全シリーズ視聴しました。
ドラマ版はロキシリーズが一番好きです。
(1期目の3話目の終わり辺りでハマった)
(2期目の最後で不覚にも泣いた)
デップー&ウルバリンにTVAが出てきたのは胸アツでした。
私「そんなことより、渡したいものがありまして。」
浜辺さん「なんでしょう?」
鞄に隠していたプレゼントを取り出す。
私「前回、急に誕生日だ!なんて言うので。遅くなりましたがプレゼントです!」
浜辺さん「あ~。。。ありがとうざいます。嬉しいです。」
何?
その間は。
嬉しいの?嬉しくないの?
私「形に残るものは重いと思って、消えものにしました。」
ネットでいろいろ検索して、
人気があって無難そうな、
某コーヒー店のギフトセットを選びました。
私「フレーバーも色々あるみたいなんで、好きなのがあればイイなと。もし口に合わなかったら職場の人にでも配ってください。」
浜辺さん「はい、そうさせてもらいますね。」
え?
浜辺さん、オレの事嫌いじゃないよね?
好意があるから2度目のデートに来たんだよね?
それとも、純情な男心を転がしに来ただけの悪魔なのか?
そして、夜。
予約していた肉バルに行きました。
※カフェで解散になるのでは?と内心ドキドキしていました。
※例のごとく閉店していますが、こんなお店。
他サイトさんのページに飛びます。
私「ここ、ネットの評判が良くて。肉も、お寿司も、肉寿司もあるらしいですよ。」
浜辺さん「肉寿司があるんですか!ぜひ頼みましょう。」
浜辺さんが今日一のテンションを見せる。
良かった、ようやく良いリアクションを引き出せた。
ココから挽回をしよう。
肉寿司パーティーの開幕だ!!
階段を降りてお店に入り、
すぐ右手のテーブル席に案内される。
浜辺さん「何を頼みます?どれも気になってしまいます。」
私「肉寿司はマストとして。サラダと、卵焼きと、おでんと焼き魚?」
浜辺さん「しぶい組み合わせですね。」
私「うちの会社の平均年齢、62歳なもので。」
冗談っぽいがマジである。
天下りで仕事の邪魔しかできないお爺さん達が、
社内を徘徊してパワハラするだけの部署がある。
捕まったら終わり。
ゾンビ映画みたいな光景である。
浜辺さん「え、ちょっと怖いんですけど。若者同士なんだから、もっと良いの頼みましょうよ。」
私「そうですね。では、チュロスとクリーピーナッツとマシュマロを2人前ほど。」
浜辺さん「全部アナタが食べるんですか?」
違う。そうじゃない。
私「クリーピーナッツと~・・・。いや、肉寿司、ステーキ、アヒージョ、ユッケとチーズボール、野菜も食べたいのでシーザーサラダとかでどうですか?」
浜辺さん「そんなに食べられるかな?」
私「大丈夫です。この身長を見てください。サイアク1人でも食べられます。」
浜辺さん「それはダメですよ。美味しいものは全部ワタシのものです。」
こんな軽口をたたいていますが、
料理の味は覚えていません。
やはり好み過ぎる美人とのデートに緊張していたのと、
お酒を飲んだのとで、味がわからなくなっていました。
※グラスのゆる~いキャラが面白かったのは覚えています。
映え写真にピッタリな感じ。(写真を撮る人も多かった)
私「これ、インスタ映えしまくりですよ。どうですかお嬢さん?1枚とりますよ。」
浜辺さん「私、インスタやってないので。それより撮りましょうか?」
私「あら、良いんですか?ありがとうございます。ピース♥」
浜辺さん「ぷっ、かっ、可愛く撮れましたよ。笑」
私「なにか可笑しくて?あらイヤだ、可愛いじゃないのワタシ。」
お酒も飲んでお腹いっぱいで、上機嫌な浜辺さんとワタシ。
ほろ酔い機嫌でボンヤリしていると、
ある事に気づきました。
斜め向こうのカウンターに座っているギャル。
超ミニスカを履いて泥酔しているギャル。
スカート中が危ない事になっている。気がする。
※私はメガネを外していたので断言できませんが、
視力の良い人が見れば、たぶん見えたと思います。
カウンターの端の席って危ないです!
女性を座らせたらダメです!
あと、ハンカチとかを掛けて守らないとダメです!
テーブル席を予約しておいて良かったと思いました。
気づきたくない事に気づいてしまい、
酔いがすっかり醒めてしまった私。
目の前には”顔面偏差値84(東大レベル)の浜辺さん”
目を逸らすと”見たら人生終わりなギャル”。
視線をどこに逸らせば良いものか、、、
いや、浜辺さんを眺めて幸せな気分に浸っていたいんだけれども。
それはムリ。
心臓がもたない。
浜辺さん「どうしたんですか?」
私「えっ?いや、このあとどうしようかな~って思いまして。」
浜辺さん「行きたいところ、あるんですか?」
2人きりになれるところ!
な訳はない。
そんな事をする根性もない。
私「もう遅いですし、帰りますか?」
このヘタレが私です。
浜辺さん編、第2話はここまでです。
まだ続きますが、それはまた次の話です。
第54話はこちら
次話。資産100億円越えのお金持ちの価値観とは?